介護費用は準備していないと払えない⁈介護費用は配当金でまかなおう!

こんにちは、白衣の男子です!

皆さんは、自分の老後資金は準備していますか?

おそらく、老後のために貯蓄をしている方は、「老後2000万円問題」や「人生100年時代」を機に、意識を高めていると思います。

しかし、ご自身が「親を介護する身」になることを想定して、介護費用の貯蓄をしている人はどれくらいいるでしょう。

筆者が訪問リハビリに行っていても、

「お金がなくて訪問リハビリを受けられない」

「費用負担が大きいから回数を減らしてほしい」

という相談は絶えません。

最近では、親の介護を機に仕事を辞めざるを得ない方や、

介護を苦にした事件が相次いだり、

もはや、他人事とは思えないニュースを耳にすることが増えてきたように感じます。

ですが、自分が老後の資金を準備しているように、親も準備できているとは限らないため、早いうちから介護費用の資金準備をしておくことは重要です。

今回は、配当金で介護費用をまかなう方法をお伝えしたいと思います。

ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそも親の介護費用を負担しないといけないの?

介護費用を本人が全額払えない場合、保証人がその責任を追うことになります。介護保険を申請する際や施設へ入居する際に、保証人を立てることが求められます。保証人は、家族の中から選ばれ、施設費用の支払いが滞った場合に費用を負担する義務があります。

ですので、介護費用の計画を立てる上で、まずは、親の資産状況を把握することが大切です。資産状況を把握して、家族で話し合っておかないと、後で家族間の金銭トラブルになることもありますので、注意したいですね。

介護費用は月々どのくらいかかるのか?

一般的には以下のような割合で、月々にお金がかかってきます。

①介護費用(一時的な費用の合計)

費用なし15万円未満15~25万円未満25~50万円未満50~100万円未満100~150万円未満150~200万円未満200万円以上不明
15.80%19.00%8.60%6.80%9.10%6.00%1.90%6.10%26.70%

※平均:69万円(「費用なし」は0円として算出)

②介護費用(月額)

費用なし1万円未満1万~2万5千円未満2万5千~5万円未満5万~7万5千円未満7万5千~10万円未満10万~12万5千円未満12万5千~15万円未満15万円以上不明
3.60%5.20%15.10%11.00%15.20%4.80%11.90%3.00%15.80%14.20%

※平均:7.8万円(「費用なし」は0円として算出)

③介護期間

6か月未満6か月~1年未満1~2年未満2~3年未満3~4年未満4~10年未満10年以上不明
6.40%7.40%12.60%14.50%14.50%28.30%14.50%1.70%

平均:54.5か月(約4.5年)

出典:生命保険文化センター「平成30年度『生命保険に関する全国実態調査』」

つまり、平均的に(7.8万円×54.5ヶ月)+69万円=494.1万円

実に、約500万円が平均的に必要な額だという計算になります。

ただ、この500万円を全てまかなうことはほとんどないと思います。

なぜなら、親は年金を受給している場合が多いからです。

年金は、普通に会社員として勤めておけば、年収に応じて、少なくとも月10〜14万円くらいの年金をもらっているはずです。

ですが、年金だけでは足りていないのも事実!

保証人である子供・・・つまり、私たちが負担しなければいけない場合があるわけです。

介護費用は一般的にどうやって準備されているのか?

一般的には下記のような方法で、介護費用を準備している方が多いようです。

公的介護保険

高額介護サービス費支給制度

負担限度額認定制度

介護ローン

民間保険

上記のような方法は、あくまでも一つの手段です。

ただし、介護ローンや民間保険については、割に合わないことがほとんどです。

かといって、まとまったお金(貯金)があったとしても、額が減っていくのは将来の不安にもつながりますよね。

そこで筆者がオススメするのが、株式の長期積み立て投資をすることで配当金を得る方法です。

介護費用はVYMに投資して配当金でまかなおう!

①VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)とは?

VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)とは、バンガード社が提供している「上場投資信託(ETF)」の一種です。

米国株式市場に上場された400銘柄以上の高配当株式が組み入れられています。

高めの分配金や分散投資効果、低い経費率から、中長期での安定投資を目指す方におすすめの銘柄です。

また、VYMはNISA(成長投資枠)でも投資できます。

名称バンガード米国高配当株式ETF(Vanguard High Dividend Yield ETF)
運用会社バンガード社本社:アメリカ合衆国ペンシルべニア州
市場NYSE ARCA
ベンチマークFTSEハイディビデンド・イールド・インデックス
資産総額514.34億米ドル
基準価額111.2米ドル
直近配当利回り2.76%
トータルリターン(3年)9.82%

②VYMの配当金シュミレーション

今回は、下記のサイトを利用してシュミレーションしたいと思います。

分配金シミュレーション | 高配当ETF | 高配当株 (omae3.com)

・月10000円を積み立てた場合

・月20000円を積み立てた場合

・月30000円を積み立てた場合

これですべてをまかなえる訳ではありません。

ですが、積み立てた結果、必ずあなたの親の介護費用の足しになり、

その先のあなたの老後を支えることにもなります。

また、まとまった金額がある方は、一括投資をすることで、すぐに配当金を得られます。

投資は自己責任ですが、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

オススメの証券口座

SBI証券 

楽天証券 

松井証券 

まとめ

今回は、親の介護費用は投資で準備することがオススメであることをご紹介しました。

また、親の介護費だけでなく、老後の資産にもなります。

筆者は、訪問リハビリの仕事をしていて、介護の金に困って、満足な生活が送れない方々をよく目にします。

逆を言うと、お金さえあれば、自宅で長く過ごすことができます。

実際にお金があれば何とかなることなんですよね。

ぜひ、この事実を受け止めて、部分的に配当金で補っていくことを検討してみてはいかがでしょうか?

最後までありがとうございました。

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